デビュー、ということで、このタイミングでこの手のブログは書いておきたいな、という気持ちが先行して書いている。名前をガッツリ出してる割に自分語りばかりになると思うので、もし井上瑞稀さんご本人がインターネットの海でこれを見つけた際には、読まなくていいです。よろしくお願いします。
少し前にXで、再現性が低い恋の始まり方、転じて、再現性が低いオタクとしての沼落ちエピソード、というのが流行っていた時期が少しだけあったけれど、そこで自分も出ていこうか迷った。間違いなく再現性が低いなとは思ったので。
そもそも私は生涯ジャニオタみたいなスタンスでいるものの、ちゃんとジャニオタになったのは結構遅い方だと思っていて、高校生の頃、当時付き合っていた人と別れた反動でHey! Say! JUMPにハマったのが全ての始まりになる。
そこからは割としっかりジャニーズにハマり、2017年、Princeに出会ったのをきっかけに、Jr、というものに初めて注目するようになる。
当時インターネットの海に流れていたガムシャラや、放送していた真夜プリを見る中でJrについて少しずつ知見を深めていく中で、何やら社長肝入りのJrグループが今度Mステに出るらしい、というのを知る。それが東京B少年だった。
Mステを見て、いや、子供だな…と思うのと同時に、この那須くんって子、顔かっこいいな~とか、浮所くんって子、顔がどタイプだな…とか思い(顔ばっか)、俄然興味が出た。新しい波に自分も今からみんなと一緒に乗れるかもしれない、というワクワクもあったのかもしれない。
そして、そういえば、私が最近買っている(当時JUMPも載っていたため)Myojoにも、この子たちって載ってるんだよな…?と思い、開いた。記録のために書くが2017年6月号(4月発売)らしい。
いた!と思い開くと、そこには、思ったより大人数の子たちが写っていた。HiHiB少年というらしい。お気づきかもしれないが、無知な私はMステを見たとき、B少年の周囲をローラーでグルグル回っていた彼らについて、全く気にも留めていなかった。
とにもかくにも、今はこの9人らしい。とりあえず、B少年を中心にそれぞれどんな子か知りたいので、座談会ページを読もうと思った。見開き半ページの座談会を読む。
一人全然喋ってない子がいるなと思った。9人いるにしても、どう考えても名前の表記が圧倒的に登場してない子がいる…。
しかし、みんなの話にはやたら名前が登場するのだ。しかも、何やら権力(権力)を持ってそうな振る舞いをしている。読むからにひっちゃかめっちゃかな子供たちのようだが、みんなこの子の言うことは聞くらしい。
喋っていないその子は、たまに登場しては、喋ってない子に話を振ったり、今までの話を総括し、次の話に自然に繋げようとしていた。自分でも変だと思うが、座談会の「文字」だけで、井上瑞稀というその人に釘付けになっていた。
当時の私のJrに対する印象は、Princeやガムシャラ周辺を見ていたこともあり、兄組の雰囲気は何となく掴めていたものの、いわゆる弟組(?)の子たちの雰囲気は未知数で、十把一絡げな子供、というイメージだった。だから、そんな子供の中に、こんなにハッキリとした上下関係があるということに、衝撃を受けた。
見ると顔も相当かわいい。私は顔のかわいい男性アイドルが普通に何より大好きなので、この、井上瑞稀という、名前までかわいい男の子は、何者なんだ!と思い、インターネットの海に繰り出した。
当時はジャニーズ事務所はYouTubeはおろかSNSもネットも何も進出していない、電子書籍かまいたちの夜(伝われ)時代、まあ、その分色々緩かった雰囲気もあり、某動画サイトに繰り出せば昔の少クラやパフォーマンス映像を断片的に見ることができた。ネクドリの冒頭を1人で歌い、ローラーでステージを舞う姿に、目が離せなくなった。
その日、気がついたら日が暮れていたことだけは覚えている。この子がトップに立つ姿を見てみたい。そうはっきり思った。きっと舞台が似合う子だ。行ったことはないが、帝国劇場のセンターに立つ姿とか、見てみたいかも。頭の中に見てみたい未来が一気に浮かんだ。
そこからの記憶は正直あんまりなくて、それでも年下を推すのは…とか数週間だけもだもだしたりしたけど(Jr担あるある)、気がついたら流れるように情報局にPay-easyしていた。
初めての現場、湾岸LIVE(通称)の直後に書いていた、自分の感情メモを引っ張り出してきた。初手の感想がこれ。
「みずきの人柄、礼儀正しさ、笑い方、優しい子」
限界すぎる。だいぶ限界となっている。
ライブ中に客席に降りて、お客さんにマイクを向け、質問?お題?(記憶薄)を聞くという時間があり、そこで客席に降りていたのが彼だったのだが、そこを見ての感想であることは覚えている。彼が俺らオタクにちょっと距離を置いたように、丁寧な言葉で話してくれるあの感じが、大好きなんだよ…。(書きながら2026年の私も限界に…)
このままダラダラと書いていてもしょうがないのでこのあたりの思い出話は切り上げるが、彼に出会ってからの私は、ずっとずっと、今日までずっと、幸せだ。
4人のHiHi Jetは宝物だった。愛おしすぎて、大切すぎて、4人まとめて丸呑みしちゃおうかな♪とか思えるくらいだった。5人になった時、無敵になったと思った。完全体をここから応援できる喜びに、体が震えた。クリエの座席に突然置いてあった、HiHi Jets紹介ラップ(仮)の歌詞が書かれたA4のコピー用紙、今でも大事に取ってある。
2018年のサマステ、初めてHiHi Jetsの"単独"に行けた喜びもあり、今でも特別な思い出として残っている。baby goneのイントロを聴くと、今でも初めてEXで聴いたときの、あの心が震えた感覚を思い出す。
2019年、色々なことがあったけど、振り返ってみると不思議と希望の方が強かった。この数年で得てきたもの、積み重ねてきたものを思えば、HiHi Jetsに何の心配も抱かなかった。
2020年、ドーン!、やっぱり行きたかったな。良い整番だったんだよな。でも、配信で誰でも多ステできた夢のような年でもあった。
2021年、五騎当千を初めて見たとき、ここまで応援してきた恩返しをしてもらったような気分だった。やっとここまで来たと思った。当たり前に個人うちわが買えるところまで来たんだ、と嬉しかった。
2022年、この頃にはとっくにHiHi Jetsのオタクしかやっていないので、HiHiのおかげで初めて東京以外に遠征ができる!!と大浮かれでセキスイに行った。好きなアイドルに会えて、まだ見ぬ土地にも行けるなんて、なんて幸せなことなんだろうと思った。もっと私を色々なところに連れて行ってくれ!と思った。
いつの間にか、「瑞稀担」という自我よりも、「HiHi担」としての自我の方が強くなっていた気がする。彼個人で見たい夢よりも、グループとして見たい夢の方が圧倒的に大きくなってきていた。自分は瑞稀担だけど、HiHiの現場に行ったらそんなことは大したアイデンティティではなくて、「HiHi Jetsを応援している」という大きな集団に属してる、そのアイデンティティさえあれば、細かいことはあまり気にならなくなっていた。
このメンタルの移り変わりは、傲慢な考えかもしれないけれど、彼本人のメンタルの移り変わりとも連動しているんじゃないかなと、未だに思っている。
私は今も昔も、ギラギラしているアイドルが好きだ。野心に溢れていて、他を蹴落としてでも上に上がろうとしているアイドルは、個人的に見ていて胸の奥が燃えたぎるような気分になる。
私が瑞稀担になった当初の彼は、どちらかというとそっちのタイプだったと思う。初期の頃、特技は「特技潰し(他のJrの特技を自分の特技にすることで潰すこと)」だと言っていた記憶があり*1、それを聞いたときに、最高すぎ・・・と思った記憶がある。負けず嫌いなアイドルは大好きだ。かわいくてすずやかな顔をしているのに、内にこういうギラついた精神を秘めているところがマジで最高だと思った。
Jets(5)になってから、どんどん角が取れて丸くなっていくなとは思っていた。でもそれを残念に思うことはなくて、人って、成長するよな…と好きな人間の変化をリアルタイムで観測できている喜びをただ噛み締めていた。人の変化をリアルタイムで見届けることができることこそが、3次元の人間を応援する一番の醍醐味だと、私は思っている。
彼の一個の集大成のようなターニングポイントは、リーダー就任だったと勝手に思っている。彼の今までのギラギラした負けず嫌いの面よりも、これも元来あった包容力、他を受け入れる力みたいなものを、これからは大切にしていくんだなと感慨深くなった。人間には色々な面があり、両極端な性質も、人によっては両立することが可能だ。
2023年~2024年は、みんなそうだと思うがやるせないと感じることが多く、ゆうぴが辞めて以降は、あんなに即視聴していたHiHiのYouTubeも、ラジオも、すっかり溜めがちになってしまった。
ただ、不思議と「瑞稀担を辞める」という選択肢は一度も思い浮かばなかった。と同時に、HiHiが消滅する未来を受け入れたときに、また自分は「瑞稀担」という肩書きに戻るのだなと思った。そして「HiHi担」と並行していない「瑞稀担」としての在り方が、わからなくなっているなと思ったりした。
2024年の秋~冬は、Jrはみんなどこか暗い目をしていた(ような気がする)し、皆が「終わり」に向かっているような、うっすらとした絶望が常に漂っていた。
そんな中で、できたキテレツ。初めてメンバーを見たとき、なんか、結構、良くないか?と思った。
事務所問題以降、事務所はやることなすこと全てが悪手で、ジジイのセンス抜き(それはただの、ジジイ。)だなと思うことばかりだったが、キテレツのメンバー、グループ名、コンセプトを見たとき、これに関しては地獄からジジイが見に来るかもしれないな…と思わず感じた。
まず何より、猪狩くんがいることに安心した。そして、嶺亜がいることにも安心した。
個人的な事情だが、私は身内に担歴7年ほどの嶺亜担がおり、付き添って一緒に現場に行ったり、家でYouTubeも見たりしていたため、侍の解像度も低くなかった。わかっている人はわかってると思うが、中村嶺亜さんの安定感はすごい。確実に、メンバーの精神的支柱になってくれると思った。
そして、そんな嶺亜を誰よりも評価してきた大光。この2人は、侍のアイドルとしての雰囲気作りに大きく作用している2人だな、と前々から思っていたので、この2人のアイドルセンスが加わるのは、純粋に楽しみだった。
そしてセンターは大昇。意外だったが、自担がセンターでないことには慣れている。次の神輿には大昇が乗るんだなと思った。スタート地点で4人はもう大昇を担ぐ覚悟を決めた顔をしており、それに関して、私は何の異論もなかった。本人たちが決めたことは、いつだって尊重する。
じゃあここで、私がこれからも担当とする彼はどういう立ち位置で行くんだろうと思ったときに、自分のポジションについてめちゃくちゃまだ迷ってそうな顔をしていて、愛おしいなと思った。
そう、キテレツになってからの彼は、前よりずっと表情に色々出てる気がする。ブログもそう。何というか、心の内側を、前よりもそのままこちらに出してくるようになったと思う。
以前の、我々オタクに対して一線を引いて接してくれる彼も本当に大好きだったけど、最近の彼は、たまにドキリとするような距離の詰め方をしてくることがある。辛いことを色々経験して、心が剥き出しの状態になっているのかな、とか思ったりもするが、それはそれとして、未だかつてない距離感にドキドキしてしまうことがあるのは許してほしい。そしてこれは間違いなく伸び代だ。17年目、まだ伸び代があるらしい。末恐ろしい人だ。
私はいつだって、彼のことを一番星だと思ってきた。太陽が沈んで、辺りが薄暗くなってきた頃、空にぽつんと灯った光。決して眩しいほど輝いているわけではないけれど、いつだって見失わない場所にいてくれて、これから夜を迎える私たちのそばに、優しく寄り添ってくれる。夕暮れに一番星を見たときに感じる優しい光は、井上瑞稀さんそのものだと、好きになった最初からずっと思っている。
最近の彼は、よく挨拶で「その赤い光で俺を照らしてくれて、導いてくれて、」と言ってくれるが、照らしてもらってるのも、導いてもらってるのもこちらの方だ。あなたの光以上に優しい光を、私は知らない。
「HiHi担」という肩書きを失った自分は、言うなれば永遠に終わらない夜の闇の中にいた気がする。でも、私は今日も変わらず瑞稀担だ。いつの間にか暗闇を脱し、今、私はまた、あたたかい光の中にいる。何故か。
それは、ずっと井上瑞稀さんという光が、私の夜道を照らしていてくれていたからだ。
あなたは自分が思っているよりも、ずっとすごい人だ。優斗が最後のブログで書いていたことは、全部、本当に本当だった。
昨日のブログを読んだ。ここ数年の答え合わせをしてもらったような気分だった。このブログを読む直前、ちょうどデビュー発表の時のアーカイブを見返したりもしていたので、もうなんか、胸がいっぱいになって、何かが溢れて、洪水になりそうだった。(だから、この文章を書き始めた)
負けず嫌いなところは、今も変わってないらしい。嬉しい。変わってたって良いけれど、やっぱり嬉しい。
自己主張が苦手ともずっと言っているが、それは「他を受け入れる力がものすごくある」ということだ。その包容力こそが、あなたの一番と言って良いほどの、かけがえのない魅力だ。
あなたが今まで受け入れてきた人たちは、みんなあなたに付いてきている。あなたの事務所内での人望を見れば、その包容力がどれだけの人を救ってきたかなんて、火を見るより明らかだ。
私は、この世のアイドルの中で、井上瑞稀というアイドルが一番だと思ってるから、瑞稀担をしている。オタクは全員そうだと思う。好きな人間のことを一番だと思っている。当たり前の話だ。
私も、彼も、9年経って、変わった部分は多いと思う。それはそうで、普通、人間は9年もあれば相当変わる。性格、仕事、生活環境、家族の人数だって変わるかもしれない。
でも一番変わらないものがある。それは、私たちと、彼の、双方向の愛だ。一番太くて、頑丈で、ちょっとやそっとのことでは揺るがない、大きな大きな柱を介して、私たちは繋がっている。昨日のブログを読んで、それを改めて噛み締めた。
HiHiを失い、「瑞稀担」としての在り方について、道に迷った時もあったけど、必要なのはこの気持ちだけだったんだって、やっと答えにたどり着くことができた。この大きな柱さえあれば、他には何もいらない。
井上瑞稀さん、ここまで夢のような景色をたくさん見せてくれて、ありがとうございます。辛いときも、幸せなときも、いつもそばで私を照らしていてくれて、本当にありがとう。
あなたのおかげで、私の人生は本当に楽しいです。これからも、あなたが美しい景色をたくさん見ることができますように。
何があっても、あなたの幸せが私の幸せです。
井上瑞稀さん、デビューおめでとう!
おわり
*1:ニュアンスなので、言葉選びは多少違っている可能性あり
























































